考えの甘さを暗に指摘された。
いまさらになって、恥かしく思える。
今回の就職活動では、今までの実績を買ってくれる企業があったらなぁという、甘い考えがまったく無かったのかと言えば、うそになると思う。
ベンチャー企業といえば、少数の人間でなんとか回していかなければならないわけで、その中で、自分自身の責任の幅と重さは大企業の比ではないという、至極当然の認識が欠けていた。そこを社長は鋭く見抜いていたのではないか。
パッケージやサービス等の商品を提供する企業は、いい加減なものを市場に出す訳にはいかないのは当然の事で、個人の仕事の質は、そのまま会社の経営に直結する。それが、「当社はメーカーである」という社長の言葉の意味。
自分の興味だけで仕事はできない事は多いし、その理由だけで今の仕事はくだらないと考えるようでは、今後も同じ事を繰り返すだけだ、と、この一介の、たかが人材紹介会社から案内されて面談を受ける人間に、わざわざ教えてくれたのではないか。
パラダイムシフトが必要だ。
今までの技術一辺倒路線から脱却する必要がある。
技術への興味と実績を生かすべきは、開発などの業務ではなく、経営の手段としての、経営戦略への転換という帰結とならなければ、この先やっていけない。
もっといえば、いまの年齢で、お山の大将になるつもりなら、会社には不要だ、と、言う事かもしれない。
「今後、商品の企画も手がけてみたい」などという、耳障りの良い、一見、前向きと取れる言葉は、今、会社に入ってしなければならない事を置き去りにしているという事を表す台詞ともいえる。
今日の企業は駄目かもしれないけど、やっと自分が見えてきたような気がするこの転職活動で、ベストが尽くせさえすれば、成長できるかも知れない。
Monday, June 12, 2006
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